夏の蘭
蘭というと、東京ドームで開催される「世界らん展」が2月であるように冬に咲く花というイメージがありますが、夏に咲く品種もあります。
我が家で育てているのはカトレアの「パープラータ」。
一昨年の世界らん展で苗を購入して、今年初開花になります。
夏咲きの蘭を育てるのは初めてだったので、昨年は蕾が見えてこないので不安になりました。
そこで、昨年の秋だったか、大場蘭園さんに伺い、シースの出ている株を購入しました。シースが出ていればその中にほぼ確実に蕾が育ってくるということだったので・・・。
その際に丁寧に生育の仕方を聞いて、冬咲きの蘭との違いを学びました。
そして大切に育てることしばし・・・・
蘭展で購入した株にも無事にシースが出来、先日とうとう初開花にこぎつけました。
蕾が見えてこなかったのは、生育が悪かったのではなく、株が若かったせいのようです。
興味深かったのは、別々の場所で購入した株なのに同時に開花したこと。
蕾が膨らんできたなぁ~と思っているうちに朝見たらふた株ほぼ同時に咲いていました。
きっと、花の色と丈の大きさがやや違うものの同じような性質なんでしょうね。
因みに、このパープラータは比較的寒さにも強く、葉も縦方向にすっと伸びるのでシンビジュームのようには場所をとらず育てやすいです。
パフィオも咲きました。
この株は購入して3年になる子です。昨年は花をつけてくれませんでしたが、今年は頑張ってくれました。弱い光を好むのでずっと室内で育てています。
パフィオは、独特の表情をした子が多いのですが、このくらい清楚だと愛らしくて良いですね。
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